撮影一回目のこと
以前書いた「古里気仙沼」を撮る為に出かけてみた。
知り合いが新しい道路“三陸自動車道”を利用すると住んでいる仙台市から二時間で気仙沼まで到着できるよん、てな誤報をもたらしてくれたんだよねえ。
まあ、いってみたらこりゃ無理だわなあ。やっぱり二時間半はゆうにかかるわけで、高速代往復1300円をガソリン代にしたら何ぼ走れるんだっけ?ってなみみっちい愚痴になってしまう・・・
それはそれとして、出かけたのが昼ちかくであり、夕方帰って来るこどもたちのために夕食の準備はサボれない。つまり撮影時間は限られてしまうのである。
子供のころ住んでいたあたりに狙いをつけ、2時間ほどほっつき歩いた。ニコンで40コマほど撮影して帰ってきたんであるが、まあなんと30年まえに郵便配達のアルバイトで配っていたその当時で古びていたアパートが、多少は手を加えられていたがそのままその場所にあり、住人もいたのにはビックリであった。
メインの道路は軽自動車のすれ違いも出来なさそうな狭い通りであり、家を建て替えるったって、消防法に引っかかるような土地ばかりである。これじゃあこのままだようなあ、とぶつぶつ言いながらの写真撮りである。
手応えのないまま終了かなあ、なんて情けないことしきりでふら付いていたら、どっかの白い猫君が小道にどっかと座っている。こりゃ撮らない手はないわけで、近寄るも動かず、パチリと一枚。この日の収穫一枚目である。
入手したばかりのニッコールの50mmは、ちっとも違和感なく使えるのがとても嬉しかった。やっぱりぼくは標準レンズ党である、はは。
この日使ったフィルムはフジのトレビ100C。流しをカラーでやって、要所を白黒大判で固める!ってな計画である。トレビにしたのは予算の関係で、白黒フィルムを大量に保管している冷蔵庫を見てぶつぶつ言っているわが女房どのに、この上お高いぼくの大好きなRDPⅢなど買いますなんて言えないため。
それにしてもである。ニコンのFAに50mmレンズってのは、悩まなくて済むのでほんとに撮影がたのしかった。一本目の現像が上がってくるのが楽しみである。
こんどはいつ行けるか・・・
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