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バライタ印画紙のこと イルフォード 5K

前にも書いたが、久々(30年?)バライタ印画紙を遊んでいる。

このところ悪戦苦闘しているのがイルフォードのマット紙5Kである。この紙は、RC紙に比べシャドー部のグラデーションコントロールに比較にならないほど手を焼く、ボーっとして焼いていると黒焦げ状態のパンよろしく、全く食えない代物が焼きあがってしまう。

バライタって、こんなに辛いもんだっけ?

ふと思うんであるが、一発焼きオッケーのRCってフィルムからスキャナーで読んだときのグラデーションに近いような気がする。白黒については、RCの絵を手本にしてスキャナーは作られているのかもしれない。そのうちメーカーの知り合いに聞いてみたいと思っている、忘れなければ・・・

夕べも“最近仕上がってきた暗室”で、一番のお気に入りの「木」の写真を5Kに焼いてみた。何度も蔽い焼きの予行演習をして前座スタート。生贄はRCペーパーの1Kである。イーゼルマスクは四つ切セットで露出の飛んでいる部分にだけキャビネ判の生贄をセットした。

まあ、出方の異なる5Kを焼くのにRCでテストはどうかとも思うんであるが、大事な本紙を切ったりするのは忍びないわけで、露出の多寡だけ見るんだったらこの方法でも何とかなるような気がする、んである。

出来上がった「木」の写真を前に、大きく“深呼吸”をしたのは言うまでもない。

最近仕上がってきた暗室というのは、以前夜暗室であったのを昼も作業を可能な暗室にするべく、あっちこっちと直している途中ということで。暗幕のセット方法を変えて、漏れていた光をカットしてみたりと、その都度気になる箇所が出てくるのをすこしずつ手をいれている。あとすこしで完全な「印画紙使用に耐える」暗室が出来そうである。

それはそうと、エアコンと換気扇のない部屋暗室は、漏光の処理もさることながら、液温コントロールが当面の課題である。キャンプ用の保冷剤でなんとかしのいでいるが、気が付くと液温がビックリするほど上昇していることがよくあるんである。

5K以上に実はそっちのほうが手ごわかったりするわけで・・・

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